かつてのエリートサラリーマンの転落

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これは友人の話です。彼は学生時代は真面目で何でも一生懸命頑張るタイプ、大学卒業後は大手通信機器メーカーに勤め、海外出張も頻繁にこなすまさにエリートサラリーマンでした。

名のある会社だけあって給料も高く若い頃は羨ましい限りだったのですが、40歳を過ぎた頃、会社の業績不振に伴い突然月給10万円カットという危機にさらされたと聞かされました。給料をカットされても営業畑一本できた彼のノウハウでは他業種への転職は難しく、かと言って同業種は軒並み業績不振で移籍もできないと言います。

家族を抱える身では現状に甘んじるしかなく、学生時代は先生や親に従順に、就職してからは会社に従順に仕えてきた結果がこれかと嘆く彼を気の毒に思います。